ほうれん草の収穫時期と方法|大きさの目安と保存方法

ほうれん草 収穫

「ほうれん草はどのくらい大きくなったら収穫する?」「根ごと抜くのか、はさみで切るのか分からない」と迷っていませんか。

ほうれん草は、草丈25~30cm程度になったころが収穫の目安です。ただし、品種や栽培時期によって適期は変わるため、種袋の表示も確かめましょう。

収穫方法には、根ごと抜き取る方法と、根元をはさみで切る方法があります。家庭菜園の初心者には、株を傷めにくい抜き取り収穫が分かりやすい方法です。

この記事では、ほうれん草の収穫時期の見分け方、収穫方法、プランターでの収穫、収穫後の冷蔵・冷凍保存について解説します。

目次

ほうれん草の収穫時期は草丈25~30cmが目安

ほうれん草は、草丈25~30cm程度になったころが収穫の目安です。農林水産省でも、草丈25~30cm程度を収穫時期として紹介しています。

ただし、品種や栽培時期によって適した大きさは異なります。種袋に収穫サイズが書かれている場合は、その表示を優先してください。

収穫するときは、次の点も確かめましょう。

・草丈が品種に合った大きさになっている
・葉がよく広がっている
・黄変や枯れが少ない
・花茎が伸び始めていない

暖かくなって花茎が伸びる「とう立ち」が始まると、葉がかたくなりやすくなります。とう立ちが進む前に収穫しましょう。

ほうれん草の収穫方法は2つ

ほうれん草の収穫方法には、主に「抜き取り収穫」と「切り取り収穫」があります。

根ごと抜き取る方法

株元を持ち、根ごとゆっくり引き抜きます。土がかたい場合は、周囲を少しほぐしてから抜きましょう。

抜き取った後は、はさみで根を切り落とします。

家庭菜園では手順が分かりやすく、初心者にもおすすめの方法です。

根元を切る方法

根を土に残したまま、株元へはさみを入れて地上部を切り取ります。

根元を残して切る必要があるため、慣れていない場合は株元や新しい葉を傷つけることがあります。最初は抜き取り収穫の方が失敗しにくいでしょう。

ほうれん草を収穫する手順

1.草丈が25~30cm程度になった株を選ぶ
2.黄ばんだ葉や傷んだ葉がないか確かめる
3.株元を持って根ごと抜くか、根元をはさみで切る
4.枯れた葉や傷んだ葉を取り除く
5.収穫後はできるだけ早く涼しい場所へ移す

一度にすべて収穫せず、大きく育った株から順番に収穫してもかまいません。

ほうれん草は根を残すと再収穫できる?

根元を残して切り取ると、新しい葉が伸びる場合があります。

ただし、必ず再収穫できるわけではなく、生育時期、気温、株の状態によって再生の程度は変わります。

「2週間後に必ず収穫できる」「何度でも収穫できる」とは考えず、新しい葉が十分に伸びた場合に収穫しましょう。

確実に収穫量を取りたい場合は、一般的な抜き取り収穫の方が分かりやすい方法です。

プランターのほうれん草も同じ目安で収穫する

プランター栽培でも、収穫時期の判断方法は畑とほぼ同じです。

草丈25~30cm程度を目安に、大きく育った株から順番に収穫しましょう。

株を間引くように抜き取ると、残した株の間隔が広がり、生育しやすくなります。

根を残して切り取る場合は、隣の株を傷つけないように、清潔なはさみを使って株元を切ってください。

ほうれん草がとう立ちしたら収穫する

ほうれん草は日が長くなったり気温が上がったりすると、花茎が伸びる「とう立ち」が起こることがあります。

とう立ちが進むと葉がかたくなり、食味が落ちやすくなります。

花茎が伸び始めた株は、花を摘んで長く育てるのではなく、食べられる状態のうちに早めに収穫しましょう。

ほうれん草の保存方法

収穫したほうれん草は乾燥しやすいため、収穫後はできるだけ早く保存します。

収穫後すぐに洗う?

すぐに食べる場合は、根元の土を落として水洗いします。

冷蔵保存する場合は、余分な水分が残ると傷みやすくなるため、洗った後は水気をよく切ってから保存してください。

土が多く付いていない場合は、食べる直前に洗う方法でもかまいません。

冷蔵保存

ほうれん草を湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋へ入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

できれば根元を下にして立てて保存すると、鮮度を保ちやすくなります。農林水産省でも、湿らせた新聞紙などで包み、ポリ袋へ入れて野菜室で立てる方法を紹介しています。

長く置かず、できるだけ早めに食べましょう。

冷凍保存

長く保存したい場合は、さっと下ゆでしてから冷凍します。

1.ほうれん草をさっとゆでる
2.冷水に取って冷ます
3.水気をしっかり絞る
4.食べやすい長さに切る
5.1回分ずつ包み、冷凍用保存袋へ入れる

ほうれん草は下ゆですることで、えぐみのもとになる成分を減らせます。冷凍する場合も、さっと下ゆでしてから保存すると使いやすくなります。冷凍後は品質が落ちる前に早めに使いましょう。

ほうれん草の収穫についてよくある質問

ほうれん草は何cmで収穫しますか?

草丈25~30cm程度が一つの目安です。ただし、品種によって適した大きさが異なるため、種袋の表示も確かめてください。

ほうれん草は根ごと抜いて収穫しますか?

根ごと抜く方法と、根を残して株元を切る方法があります。家庭菜園の初心者には、根ごと抜く方法が分かりやすくおすすめです。

ほうれん草ははさみで切っても大丈夫ですか?

大丈夫です。根を残したい場合は、清潔なはさみで株元を切ります。ただし、根を切らずに収穫する必要があるため、慣れない場合は抜き取り収穫の方が簡単です。

ほうれん草は根を残すとまた収穫できますか?

根元を残して切ると新しい葉が伸びる場合があります。ただし、必ず再収穫できるわけではなく、株の状態や気温によって異なります。

ほうれん草が小さくても収穫できますか?

食べられる大きさであれば収穫できます。間引きした若い株も食べられますが、本収穫では草丈25~30cm程度を目安にするとよいでしょう。

ほうれん草がとう立ちしたらどうしますか?

花茎が伸び始めると葉がかたくなりやすいため、食べられる状態のうちに早めに収穫しましょう。

収穫したほうれん草はどう保存しますか?

冷蔵する場合は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋へ入れて野菜室で保存します。長く保存する場合は、下ゆでしてから冷凍すると便利です。

まとめ

ほうれん草は、草丈25~30cm程度になったころが収穫の目安です。品種によって適した大きさが異なるため、種袋の表示も確かめましょう。

収穫方法には、根ごと抜き取る方法と、根を残して株元を切る方法があります。初心者は、根ごと抜く方法の方が失敗しにくく簡単です。

花茎が伸び始めると葉がかたくなりやすいため、とう立ちが進む前に収穫してください。

収穫したほうれん草は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んで冷蔵庫の野菜室へ入れます。長く保存する場合は、下ゆでしてから冷凍しましょう。

ほうれん草の種まきから収穫までの育て方を確かめたい方は、「ほうれん草栽培のまとめ」もあわせてご覧ください。

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