「品種によってさつまいもの収穫時期は違うの?」「8月や12月でも収穫できる品種はある?」「紅はるかと安納芋はいつ収穫すればいいの?」など、さつまいもの品種別収穫時期でお困りではありませんか?実は、さつまいもは品種によって収穫時期が大きく異なり、適切なタイミングで収穫しないと甘みや食感が劣ってしまいます。
この記事では、農家の経験をもとに、紅はるか、紅あずま、鳴門金時、安納芋など主要品種の最適な収穫時期を詳しく解説します。品種選びと植え付け時期を調整すれば、8月から12月まで長期間にわたってさつまいも収穫を楽しめるようになります。
さつまいもの品種の収穫時期は9月~11月が多い
さつまいもの品種ごとの収穫時期|紅はるか
紅はるかの収穫時期は、10月~11月上旬頃です。
暖地では10月、温暖地では11月の収穫になります。
紅はるかは、さまざまな地域で栽培されています。
収穫してから1~2カ月保存すると、とても甘くなります。
ねっとり、しっとりとした食感が特徴です。

さつまいもの品種ごとの収穫時期|紅あずま
紅あずまは、9~11月頃が収穫時期になります。
茨城、千葉などの関東で栽培されていることが多いです。
2カ月くらい保存すると、おいしくなります。
食べごろは、12~2月頃です。
繊維が少なく、ホクホクとした食感で、甘みがあります。
焼き芋にして食べるとおいしいです。

さつまいもの品種ごとの収穫時期|紅芋
紅芋の収穫時期は、10~11月頃です。
紅芋の特徴は、芋が紫色をしていることです。
ただ、早く収穫すると、色が薄くなるので気をつけてください。
植え付け後6カ月くらいで収穫すると、きれいな紫色になります。

さつまいもの品種ごとの収穫時期|シルクスイート
シルクスイートは、9月下旬~10月頃に収穫できます。
しっとりとしていて、絹のようななめらかな食感が特徴です。
甘みがあります。
比較的新しい品種です。
保存がしやすいです。
8月が収穫時期のさつまいもの品種
さつまいもの品種ごとの収穫時期|鳴門金時
鳴門金時の収穫時期は、8月下旬~11月頃です。
9~10月の収穫が多いです。
植え付けから4カ月で収穫できます。
夏の収穫は、秋に比べて糖度が低くなり、甘さが控えめになります。
鳴門金時は、食物繊維、ビタミンCが多いです。
糖度が高く、ホクホクとした食感になります。

12月が収穫時期のさつまいもの品種
さつまいもの品種ごとの収穫時期|安納芋
安納芋は、9月下旬~12月上旬頃の収穫になります。
9~10月に収穫することが多いです。
収穫時期は植え付け後3~4カ月くらいです。
もし12月に収穫したいなら、植え付けの時期を遅らせるとよいです。
7月上旬頃に植え付けをすると、12月に収穫できます。
安納芋はねっとりとした食感で、糖度が高いです。

さつまいもの品種ごとの収穫時期|まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
さつまいもの品種ごとの収穫時期について、紹介しました。
さつまいもの品種ごとの収穫時期のポイントは、以下のものです。
・9~11月に収穫する品種が多い
・鳴門金時は8月に収穫できる
・安納芋は12月に収穫できる
品種を選べば、さまざまな時期にさつまいもが収穫できます。
ぜひ、試してみてください。
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