大根にあるビタミンCの量、効果を紹介|おすすめの食べ方も

大根 ビタミンC

大根にビタミンCは含まれているのか、どのくらいの量があるのか気になっていませんか?

大根にはビタミンCが含まれており、特に葉の部分にはほうれん草の約1.5倍もの量があります。根の部分にも含まれていますが、中心部より皮の付近に多く存在しています。しかし、ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質があるため、調理方法を間違えると栄養が失われてしまいます。

この記事では、大根のビタミンCについて、農家の視点から詳しく解説しています。葉と根に含まれるビタミンCの具体的な量、免疫力向上や美肌効果などの健康への効果、葉に豊富な理由、熱に弱く水に溶けやすい特性、サラダや大根おろしなどビタミンCを効果的に摂取できる食べ方、ビタミンB2など他のビタミンについても紹介しています。

この記事を読めば、大根のビタミンCを無駄なく摂取して健康に役立てられるようになります。

大根のビタミンC以外の大根の栄養に関する情報もチェックされている方は「大根の栄養のまとめ」もあわせてご覧ください。

目次

大根に含まれるビタミンCの量、効果

大根には、ビタミンCが含まれています。

根にもビタミンCはありますが、葉の方により多く含まれます。

ビタミンCの成分量(可食部100gあたり)

・葉(生):53mg

・根(皮付き・生):12mg

[出典]日本食品標準成分表2020年版

ビタミンCには、免疫力を上げる、美肌になる、などの効果があります。

ビタミンCを摂取することで、体が健康になります。

大根のビタミンCがある部位|葉に豊富、根の中心部より皮に多い

ビタミンCは、大根の葉により多く含まれます。

大根の葉に多い理由は、光合成をするためです。

大根の葉には、ほうれん草の約1.5倍のビタミンCが含まれています。

大根の根にもビタミンCはあり、根の中心部分より皮の方に多く含まれます。

大根のビタミンC|食べ方は生がよい

ビタミンCは熱に弱いので、生で食べるのがよいです。

サラダ、大根おろしにすると食べやすいです。

また、酸化しやすく、日が経つと少なくなるので、早めに食べましょう。

ビタミンCは水溶性ビタミンで、水に溶けやすいです。

大根を洗いすぎるとビタミンCが減るので、気をつけてください。

汁物にする場合は、汁も飲むとビタミンCを多く摂取できます。

大根には多くのビタミンの栄養素が含まれている

大根には、ビタミンC以外にもビタミンが含まれています。

特に、大根の葉に多く含まれています。

大根の葉にあるビタミンは、βカロテン、ビタミンC、K、葉酸などです。

βカロテン、ビタミンKは、ほうれん草と同じ程度含まれています。

大根に含まれるビタミンb2の量、効果

大根には、ビタミンb2も含まれています。

ビタミンb2の成分量(可食部100gあたり)

・葉(生):0.16mg

・根(皮付き・生):0.01mg

[出典]日本食品標準成分表2020年版

ビタミンb2は、大根の葉に多いです。

熱に弱いので、生で食べるとより多く摂取できます。

ビタミンb2は、脂質の代謝に関わります。

脂質をエネルギーに変えるので、ダイエット効果があります。

大根のビタミンC|まとめ

大根に含まれているビタミンCについて、紹介しました。

大根の葉や根には、ビタミンCが含まれています。

特に、葉に多いです。

ビタミンCの効果は、免疫力を上げる、美肌効果、などです。

ビタミンCは熱に弱いので、生で食べるとよいです。

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