大根の葉の栄養について、紹介します。
大根の葉には、たくさんの栄養がつまっています。
捨てずに食べることで、様々な効能が得られます。
大根の葉には、ビタミン、ミネラルが豊富です。
効能は、免疫力を高める、美肌効果、視力の低下を防ぐ、骨をつくる、などです。
大根の葉に含まれるビタミンCは、熱に弱いので、生で食べるとよいです。
βカロテンは脂質と一緒に食べることで吸収がよくなるので、油炒め、サラダにドレッシングをかける、などの食べ方がおすすめです。
農家の「てんぞ」が解説します。
大根の葉は栄養価が高い|栄養素の種類と効能
大根の葉は、栄養価の高い野菜です。
葉っぱを捨てずに食べることで、健康になります。
大根は、根より葉の方が栄養豊富です。
大根の葉にはビタミン、ミネラルなどが多いです。
大根の葉の栄養|種類
大根の葉は緑黄色野菜です。
葉っぱには様々な栄養成分が含まれています。
大根の葉に含まれる栄養素は、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンK、葉酸や、カリウム、カルシウム、鉄分などです。
他にも、食物繊維があります。
大根の葉には、βカロテンが多く含まれています。
他にも、ほうれん草と比べて、大根の葉にはビタミンCが1.5倍、鉄分が1.5倍、カルシウムが5.3倍もあります。
大根の葉の栄養|効能
大根の葉に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAの効能は、免疫力を上げる、がん予防、美肌効果などがあります。
また、視力の低下の防ぎ、目のビタミンと呼ばれています。
βカロテンは、体内にビタミンAが足りない場合にビタミンAに変わるので、摂りすぎの心配が少ないです。
ビタミンCは、免疫力を上げ、美肌効果があります。
ビタミンKは、止血の働きをよくし、カルシウムの吸収を助けます。
カルシウムは、骨をつくり、筋肉の収縮の活動を維持する働きがあります。
大根の葉を食べることで、ビタミンKとカルシウムを一緒に摂ることができます。
カリウムの効能は、血圧が上がるのを防ぐことです。
鉄分は、赤血球をつくります。
鉄分が不足すると、貧血になりやすくなります。
葉大根の栄養は、大根の葉より少ない
葉大根は、大根の葉より栄養が少ないです。
ビタミンC、ビタミンK、葉酸を多く含みます。
大根の葉の栄養を残す食べ方
ビタミンCは熱に弱いので、ビタミンCを摂る場合には、葉っぱを生で食べるようにしましょう。
サラダや、塩でもんで漬けるなどの食べ方があります。
βカロテンやビタミンKは、脂質(油脂など)と一緒に食べると、多く摂れます。
熱しても大丈夫なので、油炒めで食べるとよいです。
サラダにドレッシングやマヨネーズをかけて食べるのもおすすめです。
他にも、大根の葉の食べ方には、細かく刻んでふりかけにする、お味噌汁に入れて食べる、などがあります。
大根の葉の保存方法
大根の葉を塩で茹でて保存袋に入れれば、冷蔵で2~3日、冷凍で1カ月保存できます。
2~3日干して乾燥させると、冷蔵で1カ月ほど持ちます。
大根の葉の栄養|まとめ
大根の葉の栄養について、紹介しました。
大根の葉は、根よりも栄養があります。
ビタミン、ミネラルが多く含まれています。
特に、βカロテンが豊富です。
大根の葉の栄養素の効能は、免疫力を上げる、美肌効果、骨を丈夫にする、貧血を防ぐ、など様々です。
ビタミンCは熱に弱いので、生で食べるのがよいです。
βカロテンは、油炒め、ドレッシングなどで脂質と一緒に摂ることで、吸収がよくなります。
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