ほうれん草の種まきでうまく発芽する方法は?芽出しのコツは?

育て方
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ほうれん草の種まきは、うまく発芽させることが難しいですね。

 

家庭菜園初心者の方がほうれん草を栽培すると、種まきで失敗してしまう場合がとても多いです。

 

そこでこの記事では、家庭菜園初心者の方でもほうれん草の種まきがうまくいくよう「種まきの時期や方法、品種の選び方」を解説します。

 

この記事を読めば「家庭菜園初心者の方がほうれん草の種の発芽を成功させるための方法」が分かります。

 

農家の「てんぞ」が解説します。

 

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ほうれん草の種まきの時期は?春と秋がいい?冬はまける?

 

ほうれん草の種まきの時期を紹介します。

 

ほうれん草の種まきは、春と秋が適しています。

特に、秋は家庭菜園初心者の方でも育てやすいです。

 

種まきの時期ごとに、適した品種が違います。

季節に合った品種を選ぶことが、ほうれん草の種まきでは大切です。

品種によっては、冬の1月でも種まきできます。

 

ほうれん草の種まきの時期は春と秋

ほうれん草の種まきの時期は、春と秋です。

 

ほうれん草の種まきの時期

春蒔き:3月~5月

秋蒔き:9月~11月

 

ほうれん草は、品種によって種を植える時期が違います。

時期に合った品種を選ぶようにしましょう。

春蒔きでは、とう立ちの遅い品種にしてください。

西洋系は春蒔き、東洋系は秋蒔きに向いています。

 

家庭菜園初心者の方は、秋が育てやすいです。

ほうれん草は、涼しい気候を好みます。

寒くなると、虫が少なく、雑草が生えないので、栽培が楽です。

また、ほうれん草の旬は秋なので、甘くておいしくなります。

 

ほうれん草は、種まきから1~2カ月で収穫できます。

 

ほうれん草の種の発芽適温

ほうれん草の発芽適温は、15~20℃です。

25℃以上になると、発芽しにくくなります。

 

11月にほうれん草の種まきはできる?品種は?

11月に種まきするなら、寒さに強い品種を選びましょう。

春まで栽培するので、とう立ちの遅い品種が適しています。

11月に種まきできる品種は、「ちぢみほうれん草」、「サラダほうれん草」などです。

 

11月の種まきでは、保温として、不織布のべたがけ、または、ビニールトンネルをするとよいです。

 

収穫までは2カ月くらいです。

春蒔きより栽培期間が長くなります。

 

ほうれん草の種まきは冬でも大丈夫?品種は?保温対策は?

冬でも、低温で育つ品種を選べば、種まきできます。

また、収穫が春になるので、とう立ちの遅い品種にしてください。

 

冬に種まきする場合は、保温対策が必要です。

保温には、不織布のべたがけ、ビニールトンネル、透明マルチが有効です。

 

12月、1月、2月でもほうれん草の種まきができる品種

12月、1月、2月に種まきできる品種を紹介します。

 

冬に種まきできる品種と種まき時期

・「弁天丸」(タキイ):11月~2月

・「ゴードン」(サカタ):11月~2月

・「ミラージュ」(サカタ):11月~3月

・「トライ」(タキイ):1月~3月

 

低温でも育ち、とう立ちが遅い品種です。

 

6月にほうれん草の種まきが可能な品種はある?

6月に種まきすると、栽培期間は日長でとう立ちしやすいので、栽培には不向きです。

ただ、種まきできる品種もあります。

 

6月に種まきできる品種

・「まき時期なが~い ほうれん草 アクティブ」(サカタ)

・「まき時期なが~い ほうれん草 ジャスティス」(サカタ)

 

とう立ちしにくい品種なので、6月でも種まきできます。

 

ほうれん草の種まきの方法、手順|水につけて芽出しするといい?

 

ほうれん草の種まきの方法と手順を紹介します。

 

ほうれん草の種まきを成功させるコツは、以下のものです。

・土を被せすぎない

・発芽するまでしっかりと水やりする

・芽出しする(特に高温期)

※芽出しは、発芽しやすく加工してある種には必要ありません。

 

ほうれん草の種まきのコツを理解すれば、うまく発芽します。

 

ほうれん草の種まきの方法は畑に直まき

ほうれん草の種まきの仕方は、畑に直にまきます。

ポットに種まきしてから畑に苗を定植するのは、あまり向いていません。

 

ほうれん草の種をまく場所は、日当たりのよい場所が適しています。

ただ、暑い時期は、涼しい半日蔭の場所でもよいです。

ほうれん草は涼しい気候を好みますし、半日蔭でも芽が出てきます。

 

ほうれん草は連作できる?

ほうれん草は、連作障害があります。

連作はせずに、1~2年は栽培していない場所に種をまいてください。

 

ほうれん草の種まき方の手順

ほうれん草の種まきの手順、コツを紹介します。

 

ほうれん草の種まきの手順

  1. 棒や支柱を畝(うね)に押し込んで、深さ1.5~2cm、条間15cmのまき溝を作る
  2. まき溝に、1~2cm間隔で種をすじまきする
  3. 1cmほど土を被せて、手で土を押さえる
  4. たっぷりと水やりする

 

種まき方法はすじまき・マルチを使うなら点まき

ほうれん草の種まきは、すじまきします。

ただ、もし穴あきマルチを使うなら、穴に点まきしてください。

1か所に5~7粒ほどまきます。

低温期は透明マルチ、高温期はシルバーマルチを使うと育てやすいです。

透明マルチには地温を上げる効果、シルバーマルチには地温の上昇を抑える効果があります。

穴あきマルチは、株間、条間15cmのものが適しています。

 

土を厚く被せすぎないようにする

種まき後には、土で種を包み込むように、土を手で優しく押さえてください。

土を手で押さえることで、土の水分が種に渡りやすくなります。

また、種が水で流れるのを防いでくれます。

土を被せすぎると種が発芽しづらくなるので、気をつけてください。

 

発芽するまでしっかり水やり・1週間で芽が出なければまき直し

発芽するまで、土が乾燥しないように、晴れの日は毎日水やりをしてください。

ほうれん草の種は、1週間ほどで発芽します。

もし種が1週間たっても発芽しないなら、まき直してください。

 

不織布で乾燥防止、防虫ネットで虫よけになる

不織布をべたがけすると、保温、乾燥防止、虫よけになります。

虫よけには、防虫ネットのトンネルがけも有効です。

 

プランターにほうれん草の種まきをする方法、手順

 

プランターは、幅50cm、深さ25cmくらいのものが適しています。

 

種まきの手順は、まず、プランターに種をすじまきしてください。

1~2cm間隔で、ほうれん草の種をまきましょう。

まき溝は、条間は10~15cmくらいで、2列作ります。畑より狭くてもかまいません。

 

ほうれん草のプランター栽培に向いている品種は、「サラダほうれん草」、「赤軸ほうれん草」です。

小さめでも収穫できます。ベビーリーフにして食べるとおいしいです。

 

ポットにはほうれん草の種まきができる?根が傷みやすい?

ほうれん草は移植に向かないので、ポットに種まきするのはおすすめしません。

ほうれん草を移植すると根が傷み、ダメになりやすいです。

 

ただ、ポットに種まきもできないわけではありません。

ポットだと、発芽しやすいという利点があります。

また、家庭菜園にほうれん草を定植する場所がなかったら、ポットまきも一つの手ではあります。

 

ほうれん草の種をポットするなら、本葉2~3枚のときに家庭菜園に定植しましょう。

根が傷つかないように、植え方は丁寧にしてください。

 

ほうれん草の種まきは芽出しするとうまくいく?方法、コツは?

ほうれん草の種は、植える前に芽を出しておく(芽出しする)ことで発芽しやすくなります。

芽出しする理由は、ほうれん草の種が硬い殻で覆われて、芽が出ないことがあるためです。

特に、25℃以上の高温期は種が発芽しにくいので、芽出ししたほうがよいです。

 

芽出しの方法

芽出しの方法、手順

  1. 水を入れたコップに種を入れて、1日水につける
  2. 布で種をふいて、水を切る
  3. 湿らせた布で種を包み、ポリ袋に入れて、2~3日冷蔵庫に入れる
  4. 種から白い根っこが少し出てきたら、植える

 

水につけたときに浮いてきた種は発芽しにくいので、取り除いてください。

 

発芽しやすくしてある種(プライマックス種子、ネーキッド種子など)は、芽出しする必要はありません。

プライマックス種子とは殻に傷、穴をつけたもの、ネーキッド種子とは殻を取り除いたもののことです。

 

 

ほうれん草を種まきした後の水やりは1日1回・土が乾燥しないようにする

 

種まき後は、発芽するまでは土が乾燥しないように、しっかりと水やりをしてください。

水やりは、晴天の午前中に1日1回しましょう。

夕方に水やりをすると、夜間に多湿になり、発芽不良になる場合があるので、気をつけてください。

 

プランターにほうれん草の種まきをした後の水やりの方法

プランターには、土の表面が乾燥していたら水やりをしましょう。

水やりの量は、水がプランターの底の穴からあふれ出るくらいです。

水やりの際に、プランターの上から水があふれ出ないように、上から2~3cmあけて土を入れるようにしてください。

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