家庭菜園初心者の方でもわかるように、堆肥でのさつまいもの土作りについて紹介します。
堆肥をまく目的や効果、種類やまく量など土作りのポイントをまとめているので、参考にしてください。
農家の「てんぞ」が解説します。
堆肥でさつまいもの土作りをする効果・おすすめの堆肥の種類
さつまいもの土作りに使う堆肥には、牛ふん、腐葉土などがあります。
牛ふんや腐葉土を使う目的は、土壌を改良するためです。
牛ふんや腐葉土をまくことで土の排水性と通気性が向上して、さつまいもの生育がよくなります。
肥料の成分は少ないです。
さつまいもの土作りでの牛ふんの効果、使い方
さつまいもの土作りに牛ふんをまくことで、土がふかふかになります。
土の保水性、排水性がよくなり、通気性、保肥性が向上します。
また、土の中の微生物が増える効果もあります。
牛ふんは、牛のふんを発酵させたものです。
土壌改良材として使うことが多く、肥料成分は少ないです。
特に、粘土質の土を改善するときに有効になります。
牛ふんは完熟で、臭いの少ないものを使うようにしましょう。
さつまいもの土作りで牛ふん堆肥をまく量
牛ふんをまく量は、2kg/㎡くらいです。
さつまいもの植え付けの1週間前にまき、30cmほどの深さまで耕してよくすき込んでください。
さつまいもは肥料の成分をあまり必要としないので、牛ふんをまきすぎないようにしましょう。
牛ふんには肥料成分は少ないですが、まきすぎると生育によくないです。
さつまいもの土作りでの腐葉土の効果、使い方
土に腐葉土を混ぜると土の中に隙間ができて、通気性がよくなります。
また、保水性や排水性、保肥性も向上します。
腐葉土をまくと土がふかふかになり、土中の微生物が増えます。
腐葉土は、落ち葉を発酵させたものです。
土壌を改良するために使います。
肥料の成分は少ないです。
腐葉土は、葉の色が黒くなり、形が崩れているものを使いましょう。
さつまいもの土作りで腐葉土の堆肥をまく量
腐葉土をまく量は、2~3kg/㎡くらいです。
さつまいもの植え付けの1週間前にまき、30cmほどの深さまで耕してよくすき込んでください。
さつまいもの土作りの堆肥|まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
堆肥でのさつまいもの土作りについて、紹介しました。
さつまいもの土作りでの堆肥のポイントは、以下のものです。
・堆肥には「牛ふん」、「腐葉土」などがある
・堆肥によって土壌が改良され、さつまいもの生育がよくなる
・たくさんの量はまかないようにする
土作りで堆肥を使うことで土がよくなり、おいしいさつまいもが育てられます。
ぜひ、がんばってみてください。
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