玉ねぎの植え付け時期について、紹介します。
極早生や中生、晩生などの品種ごとの植え付け時期をまとめています。
春や寒冷地での植え付けについても載せています。
農家の「てんぞ」が解説します。
玉ねぎの植え付け時期
玉ねぎ苗の植え付け時期は、11月頃です。
品種によって植え付け時期は違います。
早生(わせ)は早く、晩生(おくて)は遅いです。
玉ねぎ苗の植え付けは、適期におこなうようにしましょう。
早く植えると、冬までに大きくなってしまい、寒さで傷みます。
遅く植えると、土に根付きません。また、成長しないまま冬を迎え、寒さで枯れてしまうことがあります。
玉ねぎの生育適温は、15~20℃です。
極早生と早生の玉ねぎの植え付け時期
極早生の植え付けは、11月上旬~11月中旬頃です。
早生は、11月中旬~11月下旬頃になります。
早生の品種は栽培期間が短く、3月下旬から5月上旬頃までに収穫します。
長期保存はできません。
中生と晩生の玉ねぎの植え付け時期
中生と晩生の植え付け時期は、11月下旬~12月上旬です。
植え付け時期は遅く、収穫時期も遅いです。
植え付け時期を過ぎると、寒さで根付かなくなるので、気をつけてください。
5月下旬~6月下旬頃に収穫します。
中生と晩生の品種は、長期保存できます。
玉ねぎ苗の植え付け時期は、春でも大丈夫?
玉ねぎ苗は、春に植え付けすることができます。
春の植え付け時期は、2月~3月です。
気温の高い日に植えるとよいです。
収穫時期は、秋植えと同様に6月頃です。
栽培期間が短いので、収穫できるサイズは小さくなります。
春植えのメリットは、冬の冷害で玉ねぎが傷むことを防げることです。
寒冷地での玉ねぎの植え付け時期
東北や北海道などの寒冷地では、苗を9月頃に植え付けます。
収穫は、来年の8月頃です。
寒冷地で秋に植えると、栽培期間が長くなり、管理が難しいです。
冬の寒さで、玉ねぎが傷むことがあります。
冬に雪が積もると、玉ねぎが腐りやすくなります。
雪解けの水で、畑の水分が多くなるためです。
なので、畑の水はけをよくする必要があります。
寒冷地での玉ねぎの植え付け時期は、春がいい?
寒冷地では、春に植え付けすると育てやすいです。
春の場合は、5月下旬頃に植え付けます。
玉ねぎは高温に弱いので、暖地では夏の前に収穫しますが、寒冷地では9月まで栽培することができます。
玉ねぎの植え付け時期|まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
玉ねぎの植え付け時期について、紹介しました。
玉ねぎの植え付け時期のポイント
・玉ねぎの植え付け時期は、11月頃
・早生は植え付け時期が早く、晩生は遅い
・寒冷地では、春の植え付けもおすすめ
玉ねぎの植え付け時期がわかれば、植え付けがうまくいきやすいです。
ぜひ、がんばってみてください。
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