さつまいもの植える時期を紹介|7月は植えられる?種芋はいつ?

「さつまいもの植え付けはいつがベスト?」「7月でも植えられる?」「種芋から育てる場合はいつ?」など、さつまいもの植え付け時期でお悩みではありませんか?植え付け時期を間違えると、収穫量が減ったり小さな芋しかできません。さつまいもは気温18℃以上、地温15℃以上になると植え付け可能で、5~6月が最適期です。

この記事では、農家の経験をもとに、地域別の最適な植え付け時期から、7月の遅植えのリスク、種芋の育苗時期まで詳しく解説します。適切なタイミングで植え付けを行い、秋には大きくて甘いさつまいもを収穫しましょう。

目次

さつまいも苗の植える時期

さつまいもは苗から栽培すると、初心者の方でも育てやすいです。

さつまいも苗を植える時期は、5月上旬~6月下旬ころが適しています。

九州などの暖地では少し早く4月下旬~5月上旬ころ、東北や北海道などの寒冷地では6月上旬ころから植え付けられます。

ただ、品種によって植える時期は違う場合があるので気をつけてください。

さつまいもは、気温18℃以上、地温15℃以上になると植え付けられます。

植えた後に雨が降ると根の張りがよくなるので、梅雨までに植え付けをすませておくとよいです。

苗を植えてから収穫までは、4カ月ほどになります。

さつまいも苗の植え付け時期7月、8月、秋でも大丈夫?

さつまいもの植え付けは、7月初旬〜中旬ごろまでならできることはできます。

その時期を過ぎると植え付けは難しくなり、8月や秋に植えてもあまり育ちません。

植え付け時期が遅くなると、収穫量が減って細くて小さい芋になる可能性が高いです。

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さつまいもは霜が降りると葉が枯れて、成長が止まります。

日当たりのよい場所や保温をすることで、遅くまで育てることが可能です。

保温の方法には、ビニールトンネルや、もみ殻や敷きわらがあります。

5月~6月に苗を植えつけたけど枯れてしまった場合は、他の大きく育った株のつるを切って苗を作り、植え替えられます。

苗にするには、つるの先端から7節を残して切ってください。

7月初旬~中旬ころまでに植え替えれば、うまく育つ可能性があります。

さつまいもの種芋の植え付け時期

さつまいもを種芋から育てる場合は、3月~4月に植え付けてください。

培養土を入れたプランターに種芋を植え付けると、40~50日くらいで苗に育ちます。

さつまいもの発芽適温は、20~30℃です。

寒い時期に植え付ける場合は保温対策をしましょう。

保温対策には、ビニールトンネル、もみ殻や敷きわらなどがあります。

さつまいもの植える時期|まとめ

さつまいもの植える時期について紹介しました。

・さつまいも苗を植える時期は、5月~6月

・7月初旬までなら育つが、8月や秋は難しい

・種芋は3月~4月に植え付ける

植え付け時期を守れば、立派なさつまいもを育てることができます。

ぜひ、がんばってみてください。

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