大根の保存方法、保存期間について紹介します。
大根は冷蔵、冷凍保存ができます。
冷蔵で1~2週間、冷凍で1カ月ほど持ちます。
丸ごとそのままや、カットして保存します。
刺身のつま、茹でた大根も冷蔵、冷凍保存が可能です。
常温でも、発泡スチロール、黒ビニールに入れて保存する方法があります。
常温保存の場合、冷暗所で保存します。
冬は常温でも長期保存できます。
ただ、夏は日持ちしませんので、冷蔵、冷凍保存がいいです。
農家の「てんぞ」が解説します。
大根の保存の仕方
大根の保存の仕方は、さまざまです。
常温や冷蔵、冷凍での保存の仕方があります。
また、丸ごと保存したり、カットして保存する仕方もあります。
保存の仕方によって保存期間は異なり、1週間から長くて1カ月以上も長期保存できます。
大根の保存の仕方は、細長い青首大根も丸い聖護院大根も同じです。
大根の保存方法|冷凍・冷蔵庫で長持ち
大根を冷凍、冷蔵庫で保存する方法を紹介します。
大根の保存方法|冷凍
大根を冷凍保存する方法を紹介します。
大根は冷凍保存すると、汁物、煮物にするときに味が染みこみやすくなります。
カットして冷凍保存する方法
大根を冷凍保存する場合は、あらかじめ料理用にカットしておくといいです。
保存期間は1カ月くらいで、長期保存できます。
大根をイチョウ、短冊、輪切りにして冷凍保存する方法
大根をイチョウ、短冊、輪切りにします。
カットした大根の水分を取り、保存袋に入れて密閉して冷凍保存しましょう。
カットした大根の保存期間は、1カ月です。
使うときは、自然解凍か、汁物、煮物などにそのまま入れて大丈夫です。
千切り大根の保存方法
千切り大根は冷凍保存できます。
千切りにした大根を保存袋に入れて密閉し、冷凍庫で保存してください。
5mmほどの少し厚めにカットすると長持ちします。
使うときは、自然解凍か、電子レンジで解凍できます。
汁物、煮物には冷凍のまま使えます。
保存期間は、1カ月です。
大根をおろしにして冷凍保存する方法
大根をおろしにして冷凍保存することができます。
大根おろしを保存袋に入れて密閉し、冷凍庫で保存します。
保存期間は、1カ月です。
使うときは、自然解凍してください。
ためしてガッテンで紹介していた大根の冷凍保存方法
以前に、ためしてガッテンで紹介していた大根の冷凍保存の方法を紹介します。
普通の方法だと大根が柔らかくなりますが、ためしてガッテンの方法だと歯ごたえを残すことができます。
保存の仕方は簡単で、おつゆに浸して、そのまま冷凍保存するだけです。
おつゆの種類は、料理に合わせて変えてください。
大根のカットの仕方も、料理に合わせます。
使うときは、冷凍のまま調理すればいいです。
大根の保存|冷蔵庫
大根は冷蔵庫に入れて保存することができます。
大根の最適な保存の温度は、0~5℃です。
冷蔵庫の野菜室、冷蔵室はこの温度に近いので、大根を保存するのに適した環境です。
大根の保存|新聞紙に包んで冷蔵庫に入れる
大根を冷蔵庫で保存するときに、大根を新聞紙に包むといいです。
大根を新聞紙に包むことで、大根の水分を保つことができます。
保存するには、まず、大根の葉を切り落とします。
根の白い首元を切り、葉を残さないようにしましょう。
葉を切り落とすことで、水分の蒸発を防ぎ、葉に根の栄養を奪われなくなります。
大根をそのまま丸ごとか、2~3等分にカットして、新聞紙に包みます。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパー、ラップでもいいです。
新聞紙に包んだ大根を、冷蔵庫の野菜室か冷蔵室に保存してください。
保存するときは、縦に立てておくといいです。
大根は縦の状態が自然なので、横にすると余計なエネルギーを使うことになります。
保存期間は、1~2週間です。
畑から収穫した大根の場合は、土がついたままでもいいです。
土は、大根の温度、湿度を調整してくれます。
細かくカットした大根は、冷蔵保存で早めに使い切る
細かくカットした大根は、冷凍での長期保存に向きません。
保存袋に入れて冷蔵して、2~3日で使い切りましょう。
大根のつまを保存する方法
刺身のつまのような細かく切った大根は長期保存はできません。
ただ、保存方法しだいでは数日程度なら保存できます。
つまの保存方法は二通りある
大根のつまの保存方法は、保存袋、水に漬けるの二通りあります。
大根のつまの保存方法|保存袋
まず、つまを水洗いして、水気を切ります。
保存袋に入れて、空気に触れないように密閉してください。
保存は、冷蔵か冷凍です。
冷凍すると味と食感は落ちますが、数日間保存することができます。
冷蔵はあまり日持ちしません。
冷蔵でも冷凍でも、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
汁物などに使えます。
大根のつまの保存方法|水に漬けて保存
つまを水に漬けて保存する方法もあります。
つまを水洗いして、水を入れた容器に漬けて冷蔵保存します。
水は、1日に1回は替えてください。
味は少し薄くなりますが、サラダなどで食べられます。
保存期間は、数日程度です。
なるべく早く食べましょう。
茹でた大根の保存方法
茹ですぎて余ってしまった大根も、冷蔵、冷凍保存できます。
また、下茹でした大根を冷凍保存すると、味が染みこみやすく、煮物や汁物に使いやすいです。
茹でた大根は水に漬けて冷蔵するか、保存袋に入れて冷凍します。
下茹でして保存するときは、少し固めにするのがいいです。
保存期間は、冷蔵で1週間、冷凍で1カ月です。
水は1日に1回は取り替えてください。
大根を発泡スチロールで保存する方法
大根を発泡スチロールに入れて保存する方法があります。
発泡スチロールでの保存は、冷蔵庫を使わずにすみ、大量に丸ごとそのまま保存することができます。
方法
まず、大根の葉を切ります。
根の首元の白い部分を切って、葉を残さないようにしましょう。
葉を切ったら、1本ずつ新聞紙で包みます。
新聞紙に包むことで、大根の保湿、発泡スチロール内の湿気対策になります。
大根を発泡スチロールに入れて、蓋をしてください。
蓋をするときは通気性をよくするために、蓋は少し隙間をあける、蓋に穴をあけるなどをするといいです。
保存場所は、冷暗所が適しています。
冬で寒いときは、大根が凍らないように少し暖かい所に置くといいです。
保存期間は、1カ月くらいです。冬の間は、2~3カ月保存ができます。
大量にある大根を保存する方法
大根が大量にあって冷蔵庫に入りきらない場合は、黒ビニールで保存する方法があります。
この方法だと、大根を丸ごとそのまま保存できるので便利です。
方法は簡単で、まず、大根の葉を根元から切ります。
葉を切った大根を黒ビニールに入れて、ビニールを縛ります。
これを、冷暗所で保存してください。
秋に収穫した大根なら、冬の間は保存できます。
大根を冬に保存する方法
冬の間は、大根を常温で保存することができます。
大根を新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存しましょう。
1~2週間は保存できます。
冬は、畑で大根を保存する方法もあります。
保存方法は、大根を土の中に入れる、首が埋まるまで土寄せする、雪の中で保存するなどです。
大根を夏に保存する方法
大根を夏に保存する場合は、冷蔵、冷凍がいいです。
もし冷蔵庫に入らないなら、大根を新聞紙に包んで冷暗所で保存すれば、常温でも3~5日は持ちます。
夏だと、大根を土に埋めて保存することはできません。
大根の保存方法・保存期間|まとめ
大根の保存方法、保存期間について紹介しました。
大根は冷蔵、冷凍保存ができます。
保存期間は、冷蔵で1~2週間、冷凍で1カ月持ちます。
常温でも発泡スチロール、黒ビニールで保存する方法があります。
大量に保存できるので便利です。
ただ、夏は冷蔵、冷凍保存がおすすめです。
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