大根の栄養素は消化に良い、生サラダで食べると栄養価が高い

大根
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大根の栄養素、栄養価について紹介します。

 

大根の根は、酵素やアリルイソチオシアネートが含まれていて、消化促進、整腸作用などがあります。

また、ビタミンCも多くあります。

葉には、ビタミンやミネラルが多く、食物繊維も豊富です。

 

大根の辛味は、アリルイソチオシアネートによるものです。

アリルイソチオシアネートは、消化を良くし、がん予防、抗菌、抗炎症の効果があります。

 

大根に含まれる酵素、ビタミンCは熱に弱いです。

栄養素を多く摂るには、生食がよいです。

生で食べる料理には、サラダ、大根おろし、漬物などがあります。

 

農家の「てんぞ」が解説します。

 

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大根の栄養素の種類や量、効果

 

大根に含まれる栄養素の種類や量、効果について紹介します。

 

大根の根は、栄養価が低いです。

ただ、酵素、アリルイソチオシアネートなどの成分が豊富で、消化に良く、胃腸の働きを助けます。

切り干し大根にすると、栄養価が高くなります。

大根の葉は栄養が多く、ビタミン、ミネラルの栄養素が豊富です。

 

大根の栄養素には、免疫力を上げる、美肌になる、腸の調子を整える、などの様々な効能があります。

 

大根の栄養素・栄養価|低カロリーで酵素が豊富

大根に含まれる、主な栄養素の種類と量を紹介します。

 

大根の主な栄養素(100gあたり)

 

根(皮付き・生)

・エネルギー 18kcal

・炭水化物 4.1g

・食物繊維 1.4g

・ビタミンC 12mg

 

葉(生)

・エネルギー 25kcal

・炭水化物 5.3g

・食物繊維 4g

・βカロテン 3900μg

・ビタミンC 53mg

・ビタミンK 270μg

・葉酸 140μg

・カリウム 400mg

・カルシウム 260mg

 

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

 

大根は、根の95%が水分です。

根は低カロリーで、食物繊維、ビタミンCなどが含まれています。

他にも、酵素や、辛味成分のアリルイソチオシアネートが多いです。

中心より皮の部分に栄養が多く、食物繊維、ビタミンC、ジアスターゼ(アミラーゼ)、ポリフェノールなどがあります。

 

葉は根よりビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富です。

葉に含まれる栄養素は、食物繊維、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、カルシウムなどになります。

 

切り干し大根にすると、水分が抜けて、栄養価が高くなります。

食物繊維、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富です。
100gあたりの量は、エネルギー301kcal、食物繊維21.3g、ビタミンB1が0.35mg、B2が0.2mg、カリウム3500mg、カルシウム500mg、鉄分3.1mgになります。

糖質が100gあたりで48.4gと高いので、ダイエット中の方は食べ過ぎに注意してください。

 

大根の栄養素の効果・効能

大根に含まれる栄養素の効果を紹介します。

 

大根の栄養素・栄養価|ビタミンC

免疫力を上げる、美肌になる効果があります。

抗酸化作用があり、活性酸素を減らしてアンチエイジングになります。

また、ストレスを軽減する効果もある栄養素です。

ビタミンCは熱に弱いので、生食のほうが栄養が多いです。

 

大根の栄養素・栄養価|βカロテン

免疫力を上げ、風邪やがんを防ぎます。

目を健康する栄養素です。

また、美肌効果があります。

 

大根の栄養素・栄養価|カリウム

血圧が上がるのを防ぎます。

また、むくみを改善してくれます。

 

大根の栄養素・栄養価|カルシウム

骨や歯を作る栄養素です。

また、筋肉の働きを維持する効果があります。

 

大根の栄養素・栄養価|食物繊維

便秘の予防と改善、整腸作用があります。

ダイエット効果も期待できます。

また、血糖値の上昇を抑制したり、コレステロールを減らす効果があります。

 

大根は栄養ない?酵素と辛味成分が消化を助け、食あたりしない

大根の根の部分は栄養素が少なく、栄養価が低い野菜といえます。

例えば、キャベツと大根を比較すると、ナトリウムやカリウムなどの一部の栄養素を除いて、キャベツのほうが栄養価が高いです。

また、大根はおでんや煮物などで加熱して食べると、栄養が少なくなります。

ただ、大根には酵素、アリルイソチオシアネートが含まれていて、体によい様々な効能があります。

酵素とアリルイソチオシアネートは消化を促し、胃腸の働きを助ける成分です。

大根を食べると食あたりしないことから、当たらない役者のことを「大根役者」と呼ぶようになったと言われています。

 

大根の栄養素・栄養価|酵素

大根の酵素の成分は、ジアスターゼ(アミラーゼ)、プロテアーゼ、リパーゼなどです。

酵素は胃腸の働きを助け、胸やけ、胃もたれを予防、改善します。

また、消化を促す効果があります。

酵素は熱に弱く、50℃ほどで調理すると、効果が減ります。

酵素を摂取するには生食がよく、大根おろしがおすすめです。

 

大根の栄養素・栄養価|アリルイソチオシアネート

アリルイソチオシアネートは、辛味成分です。

大根の辛味は、この成分によるものです。

アリルイソチオシアネートには、胃液の分泌を助ける、消化を促す、などの効果があります。

また、がん予防になります。

他にも、抗菌、抗炎症作用があります。

 

アリルイソチオシアネートは、細胞壁を壊すと増えます。

そのため、大根おろしにすると多く摂取できます。

おろし汁にも含まれるため、汁も残さず飲むとよいです。

 

大根の辛味成分は、アリルイソチオシアネート

辛味成分のアリルイソチオシアネートは、根の先端部分に多いです。

そのため、先端は辛味が強くなります。

首元には少ないので、甘いです。

また、春夏の大根は辛く、秋冬の大根は甘いです。

 

大根おろしにすると、アリルイソチオシアネートが増えて、辛くなります。

もし辛味を抑えたいなら、おろし方を工夫するとよいです。

強く早くおろすと辛味が強くなり、ゆっくりと円を描くようにおろすと辛味が減ります。

また、アリルイソチオシアネートは揮発性なので、時間を置くと、辛くなくなります。

多く摂取したいなら、早めに食べるとよいです。

 

大根の苦味成分は、ポリフェノール

大根の苦味は、アリルイソチオシアネートとポリフェノールによるものです。

ポリフェノールには、抗酸化作用があり、活性酸素を減らしてアンチエイジングの効果があります。

皮の下の筋の部分にはポリフェノールが特に多く、苦いです。

また、春と夏の大根はアリルイソチオシアネートが多いので、苦くなります。

 

大根の苦味を減らすには、皮を厚くむき、真ん中を食べるとよいです。

米、米のとぎ汁を入れて茹でると、苦味とアクがとれます。

 

大根には咳止めの成分がある

大根の成分のジアスターゼとアリルイソチオシアネートは、咳止めの効果があります。

ジアスターゼは、抗炎症作用があり、痰を出しやすくします。

アリルイソチオシアネートは、殺菌効果があるので、風邪を予防します。

 

咳止めに効く大根の食べ方

おろし汁におろししょうがを加えて、お湯を入れたものを飲むと、咳止めに効きます。

おろし汁にはちみつを足したものは、のどの痛みに効果があります。

はちみつには、殺菌、抗炎症作用があり、咳止めになります。

 

紫大根の栄養|アントシアニンが豊富、目によい

紫大根とは、外側の皮が白く、中が紫色の大根のことです。

紫は、ポリフェノールのアントシアニンの成分によるものです。

アントシアニンは、目によいです。

目の疲労を軽減したり、視力の低下を防いだり、視力を良くしたりする効果があります。

また、アントシアニンは抗酸化物質で、活性酸素を抑制して老化を防ぎます。

 

アントシアニンは熱に強いですが、加熱すると色が薄まります。

色味を生かすなら、生食がよいです。

 

 

大根の栄養のある食べ方

 

大根は、食べ方によって栄養が異なります。

生で食べると、酵素、ビタミンCが多く摂れます。

生食なら、サラダ、大根おろし、漬物などの食べ方がよいです。

大根と人参は食べ合わせが悪く、ビタミンCが破壊されます。

 

大根は生だと栄養素が多い|サラダ、大根おろし、漬物がおすすめ

大根に含まれる栄養素のビタミンCや酵素は、熱に弱いです。

大根の栄養素を多く摂取するなら、生で食べるのがよいです。

生で食べるには、大根おろし、千切りにしてサラダ、漬物などがおすすめです。

皮の部分にはビタミンCが多いので、大根おろしは皮ごとすると多く摂取できます。

また、大根おろしにすると、アリルイソチオシアネートが増えます。

焼き魚に大根おろしをそえると、酵素のオキシダーゼが魚の焦げに含まれる発がん性物質を解毒してくれます。

大根おろしは汁にも栄養があるので、捨てないほうで食べるようにしましょう。

 

大根のつまの栄養素・栄養価

刺身に添えられる大根のつまには、食中毒を防ぐ効果があります。

これは、アリルイソチオシアネートの殺菌、抗菌作用によるものです。

つまは、水で洗うと水溶性のビタミン、ミネラルが減るので、注意してください。

 

大根の漬物の栄養素・栄養価

大根の漬物は加熱しないので、酵素やビタミンCを摂取することができます。

漬物には、乳酸菌が豊富に含まれます。

乳酸菌は腸内の善玉菌を増やして、腸内環境をよくします。

免疫力を上げ、がんを予防する効果があります。

 

大根のぬか漬けの栄養素・栄養価

大根のぬか漬けに含まれる主な栄養素は、ビタミンB1、B2です。

ビタミンB1は、疲労回復の効果があります。

また、糖質をエネルギーに変えます。

糖質のエネルギーが足りないと、ストレスや疲れの原因になります。

ビタミンB2は、糖質、たんぱく質、脂質の代謝に関わります。

また、血液をサラサラにしたり、生活習慣病の予防する効果があります。
ビタミンB2が不足すると、ホルモンバランスが崩れたり、肌が荒れたりします。

 

大根のたくあん漬けの栄養素・栄養価

たくあん漬けには、食物繊維が多いです。

食物繊維は、便秘予防、整腸作用、ダイエット効果があります。

 

大根のキムチの栄養素・栄養価

大根のキムチには、カクテキがあります。

カクテキに含まれる成分には、カプサイシンがあります。

カプサイシンは、脂肪を燃やしたり、代謝をよくしたりして、ダイエット効果があります。

また、発汗作用があり、体を温めてくれます。

他にも、カクテキには、乳酸菌やビタミンA、ビタミンC、ナトリウムなどが含まれています。

 

大根の酢漬けの栄養素・栄養価

酢漬けには、葉酸、ナトリウムなどの栄養素が含まれています。

葉酸は赤血球を作り、ナトリウムは体内の水分を調節します。

また、酢には様々な効能があります。

酢の効能は、疲労回復、血圧を下げる、コレステロールを減らす、腸内環境をよくする、などです。

他にも、大根に含まれるビタミンCを守る効果があります。

 

寒干し大根の栄養素・栄養価

寒干し大根は、山形県など雪の降る地域で作られる大根です。

フリーズドライで、保存食になります。

寒干し大根には、カリウム、鉄分、マグネシウムなどの栄養素が豊富です。

 

大根と人参は食べ合わせが悪い|栄養素のビタミンCが減る

大根と人参は、食べ合わせが悪いです。

人参に含まれるアスコルビナーゼは、大根のビタミンCを破壊します。

人参と大根を一緒に食べる場合は、酢漬けにすることでビタミンCを守ることができます。

 

 

大根の栄養素・栄養価|まとめ

大根の栄養素、栄養価について紹介しました。

 

大根には、酵素、アリルイソチオシアネートが含まれます。

消化促進、整腸作用などの効果があります。

また、ビタミンCも多いです。

ビタミンCには、免疫力を上げる、美肌になる、などの効能があります。

 

酵素とビタミンCは熱に弱いので、生で食べるのがおすすめです。

 

 

  1. 大根の栄養|酵素やビタミンCが多い、糖質オフでダイエット効果
  2. 大根の栄養素は消化に良い、生サラダで食べると栄養価が高い(当記事)
  3. 大根の葉は栄養豊富|種類と効能、効果的な食べ方を紹介
  4. 大根にあるビタミンCの量、効果を紹介|おすすめの食べ方も
  5. 大根の酵素の種類や効果、摂取方法を紹介、ダイエットになる
  6. 大根は低糖質で食物繊維が多い|ダイエット向きの健康野菜
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