大根の種類・品種を紹介|人気、おすすめの種|農家が解説

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大根の種類・品種育て方
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大根の種類を一覧で紹介します。

 

大根には、普通の細長い大根だけでなく、丸いもの、小さいものなど様々な種類があります。

中には、色の赤い大根もあります。

 

それぞれの大根の種類の特徴、味や料理の使い方、家庭菜園でおすすめの種などの情報を詳しく載せています。

 

現役農家の「てんぞ」が解説します。

 

 

大根の種類一覧・名前を紹介

大根の種類・品種 (1)

大根といって、思い浮かべるのといえば、細長い大根という人が多いと思います。

スーパーなどで売っている大根の9割は、細長い大根で、名前を青首大根といいます。

ただ、青首大根以外にも、大根には様々な種類があります。

丸い大根や、大きい大根、小さい大根など。

赤い大根や紫の大根もあります。

 

様々な大根の種類について、一覧で紹介します。

 

大根の種類一覧

・青首大根

・白首大根

・赤大根

・ミニ大根

・ラディッシュ(二十日大根)

・辛味大根

・聖護院大根

・桜島大根

 

これらの大根の種類以外にも、地方品種などを合わせると、たくさんの数があります。

 

大根の種類の数は100以上ある

大根は、古くから日本で栽培されてきたため、数多くの種類があります。

大根の種類の数は、100種類以上あるといわれています。

地方品種の数もたくさんあり、地域ごとに特色のある大根が栽培されています。

 

大根の種類/青首大根・白首大根などスーパーでよく売られている一般的な大根

スーパーで売っているような、一般的な細長い大根の種類は、青首大根と白首大根です。

昔は白首大根が出回っていましたが、品種改良の結果、今では、青首大根が主流になっています。

 

大根の種類|青首大根

青首大根は、大根の種類の中で、一番人気があります。

現在、大根の生産量の9割は、青首大根です。

スーパーで売っている、一般的な細長い大根というと、ほとんどがこの青首大根になります。

 

葉の根元付近の根の部分が地上に出ていて、日光に当たった影響で青くなっているのが特徴です。

青くなるのは、葉緑素が原因です。

 

江戸時代からあり、宮重という品種が起源です。

 

甘みがあり、やわらかく、水分が豊富です。

生や、煮物、漬物などいろいろな食べ方ができます。

 

根元が地上に出ているので、折れずに収穫しやすいです。

 

大根の種類|白首大根

白首大根は、根が地上に出ずに、地中に潜るので、首が白いです。

 

白首大根には、練馬大根や三浦大根などの種類があります。

 

たくあんなど、漬物にして食べることが多いです。

煮物にすると、苦くて辛いです。

 

根が地上に出てこないので、収穫のときに、抜きづらいです。

 

 

大根の品種で人気・おすすめの種一覧|青首大根・白首大根

 

大根の品種|青首大根

・耐病総太り(タキイ)

家庭菜園で人気の青首大根の代表種です。

ス入りが遅く、作りやすいです。

肉質もいいです。

見た目も白くてつやがあります。

 

・YRくらま(タキイ)

ウイルス病や委黄病にかかりにくい品種です。

肉質がとてもよく、ス入りは遅いです。

 

・緑輝(タキイ)

少し短い青首大根です。

草勢がいいです。

寒さに強いです。

肉質がち密で、おでんで使いやすいです。

 

・富美勢(渡辺農事)

晩抽性の大根です。

低温でも肥大するので、春まきできます。

肉質がち密で、甘みがあります。

ス入りが遅いです。

 

大根の品種|白首大根

・耐病干し理想(タキイ)

長さ30~40cmの細長い形の大根です。

ウイルス病、萎黄病にかかりにくいです。

肉質がち密で、ス入りが遅いです。

干したくあん向きの品種です。

生漬けもできます。

 

・三浦(サカタ)

三浦大根の種です。

甘みがあるので、煮物にして食べるとおいしいです。

 

・白首長太宮重大根

長い白首大根です。

病害、寒さに強いです。

家庭菜園で作りやすい品種です。

肉質がち密で、甘みがあります。

煮物、漬物にするとおいしいです。

生でサラダでも食べられます。

 

大根の種類|赤い色や紫色など、色鮮やかな品種もある

大根の種類には、見栄えのいい赤い大根があります。

純粋な赤色だけでなく、紫や、紅色、ピンクなど色鮮やかです。

 

サラダに使うと、料理に彩りを与えてくれます。

酢につけると、色が濃くなる種類があり、赤い大根の甘酢漬けは人気があります。

煮物などの調理をすると、赤い色が抜けてしまいます。

 

赤い色にはポリフェノールが含まれているため、健康にいいです。

 

赤い大根の種類

赤い大根には、外の皮が赤くて中が白い大根、外の皮が白くて中が赤い大根、外も中も赤い大根の3パターンがあります。

 

外の皮が赤くて中が白い大根の種類

・レディーサラダ

・紅化粧

・紅岬大根


外の皮が白くて中が赤い大根の種類

・紅芯大根

 

外の皮も中も赤い大根の種類

外も中も両方赤い大根には、中がほんのり赤くなるものと、中が真っ赤になるものがあります。

 

中がほんのり赤くなる大根の種類

・くれない総太り大根

 

中が真っ赤になる大根の種類

・紅くるり大根

 

大根の種類|紫色の大根

赤い大根の中には、紫色のような見た目をした大根もあります。

紫の大根も、特徴は赤い大根と似ています。

 

紫色の大根には、次のような種類がある

・紫大根

・紅しぐれ大根

・味いちばん 紫

・ミラノ大根

 

 

大根の品種で人気・おすすめの種一覧|赤い・紫の大根

 

赤い大根の品種と特徴

外の皮が赤くて中が白い大根の品種

・紅化粧

きれいな赤大根。

根が25cmほどの細長い品種になります。

萎黄病に強いのが特徴です。

肉質がち密で、ス入りが遅いです。

甘いので、サラダや酢漬けにするとおいしいです。

 

外の皮が白くて中が赤い大根の品種

・紅心大根(タキイ)

かぶのように丸い中国の大根です。

中が薄紅色で、中心ほど色が濃く、周りは白みを帯びているのが特徴です。

味は甘くて、やわらかいです。

生でサラダや大根おろしにしたり、漬物にするとおいしいです。

外の皮も中も赤い大根の品種

中がほんのり赤くなる大根の品種

・くれない総太り2号(福泉交配)

中は白いですが、中心が赤色になります。

早生の品種で、暑さに強いので、夏でも栽培できます。

草勢がおだやかなので、密植で育てられます。

肉質はち密で、甘みがあります。

生でサラダで食べるとおいしいです。

 

中が真っ赤になる大根の品種

・紅くるり(サカタ)

外の皮と中が赤い大根の品種です。

水分が多く、やわらかいです。

火で調理しても色がなくならないので、煮物などにしても料理を鮮やかにします。

生でもおいしく食べられます。

ス入りが遅く、育てやすい人気の大根です。

 

紫色の大根の品種と特徴

・紫師舞(タキイ)

根が15cmほどの少し小さい紫大根です。

外の皮が紫で、肉の中心部も紫色になります。

肉質はち密で、シャキシャキでおいしいです。

生で料理に使うと、色味が活きます。

サラダ、大根おろしや漬物で使うといいです。

 

 

大根の小さいの種類|ミニ大根やラディッシュ、辛味大根など

大根には、プランターでも育てられる小さい種類があります。

 

小さい大根は、ミニ大根とも呼ばれています。

根が15cmくらいの短いものや、丸いものがあります。

 

小さい大根は栽培期間が短い種類が多く、育てやすいです。

味も普通の大根と同じく、甘みや辛みがあっておいしいです。

 

ミニ大根の種類

・三太郎

・青大根

 

大根の種類|ラディッシュ・二十日大根

ラディッシュは、ヨーロッパの大根です。

 

色も形も様々な種類がありますが、小さいのが特徴です。

栽培期間が短く、二十日大根とも呼ばれています。

プランターでも栽培できます。

少し辛いですが、サラダで食べるとおいしいです。

 

大根の種類|辛味大根

辛味大根には丸いものや、根が短いものなどありますが、小さい種類が多いです。

色も赤色など様々な種類があります。

 

名前の通り、辛いのが特徴です。

大根おろしにしてよく食べられています。

水分が少ないので、大根おろしにしても水っぽくならないです。

また、そばつゆに入れても味が薄まらないので、そばやうどんの薬味として好まれています。

 

辛味が強いので、サラダや煮物には不向きです。

 

大根の品種で人気・おすすめの種一覧|小さい大根

 

大根の品種|ミニ大根

・三太郎(タキイ)

家庭菜園で人気のミニ大根です。

とう立ち、ス入りが遅い品種になります。

肉質がち密で、煮物にすると味がしみこんでおいしいです。

 

・ミニダイコンころっ娘(サカタ)

ウイルス病や軟腐病、横縞病などの病気にかかりづらいです。

草勢が弱いので、密植で栽培可能。

ス入りが遅い品種です。

肉質がち密で、味がいいので、生でも煮物、漬物など様々な料理に使えます。

 

・早太り40日大根(アタリヤ)

とう立ちの遅い小さいミニ大根です。

春と秋に種まきできます。

肌のきれいな大根です。

栽培期間が短く、40日くらいで作れます。

 

大根の品種|ラディッシュ(二十日大根)

・二十日ダイコン(ラディッシュ)・ころころラディッシュミックス(タキイ)

かぶのように小さい丸いラディッシュです。

白、赤、紫の3色の大根の種が入っています。

 

・二十日ダイコン(ラディッシュ)・ニューコメット(タキイ)

外皮の赤い二十日大根の人気品種です。

裂根ができづらく、育てやすいです。

生でサラダにしたり、浅漬けにするとおいしいです。

 

大根の品種|辛味大根

・辛みダイコン 辛之助(タキイ)

小さい丸い辛味大根の品種。

尻が裂けづらくて、育てやすいです。

辛味が強いので、そばつゆの薬味や大根おろしで使うといいです。

 

・四季どり 辛味大根 「雪美人」(サカタ)

根が10cmくらいの小さい辛味大根です。

冬以外は、いつでも種まきできる品種です。

辛味大根の中では、辛さが穏やかなほうです。

特に、寒い時期に育てると、辛味が抑えめになります。

 

・辛みダイコン からいね赤(タキイ)

紅色のとても辛い大根です。

人気の品種です。

肉が硬くて、水分が少ないので、薬味、大根おろしに向きます。

日持ちがいいです。

 

 

大根の種類には、丸いかぶのような形もある

大根には、かぶのように丸い種類があります。

 

大きさはさまざまで、桜島大根のような大きなものから、辛味大根やミニ大根のような小さな種類まであります。

 

丸い大根には、次のような種類がある

・聖護院大根

・桜島大根

・辛味大根

・ラディッシュ

・赤大根

 

大根の種類|聖護院大根

聖護院大根は、京都の伝統的な京野菜です。

 

大きくて、かぶのように丸い形をしています。

 

肉質がち密で、柔らかいです。

煮崩れしにくいので、煮物向きです。

辛味があまりなく、甘みがあるので、生でも食べられます。

 

大根の種類|桜島大根

鹿児島県の桜島で生産されている大根です。

200年の歴史がある、昔からの野菜です。

 

非常に大きく、直径40~50cm、重さが10キロほどあります。

大きいと、重さ20キロにもなり、以前に重さ30キロの桜島大根がギネス世界一になりました。

 

冬の寒い時期に収穫します。

 

肉質はきめ細かく、繊維質が少ないです。

煮崩れしにくく、煮物にすると、味がしみこみやすいです。

あまり辛くなく、少し甘みがあるので、サラダにしてもおいしいです。

 

 

大根の品種で人気・おすすめの種一覧|丸い大根

 

・聖護院(サカタ)

大きくて丸い聖護院大根の人気品種です。

ス入りが遅く、育てやすいです。

肉質はち密で、甘いです。

煮物にすると、おいしいです。

 

・早太り聖護院(タキイ)

早太りの丸い聖護院大根です。

つやがよく、形もきれいです。

根割れが少なく、ス入りも遅いので、育てやすいです。

肉質はち密で、甘みがあります。

煮物にするとおいしく、浅漬けでも食べられます。

 

・トキタの男の野菜シリーズ桜島(トキタ)

重さが20~30キロ、直径30~40cmにもなるとても大きい桜島大根の品種です。

草勢が非常に強く、葉が大きく拡がります。

肉質はち密で、生、煮物、漬物などいろいろな食べ方ができます。

干してもおいしいです。

 

大根で、10月・11月に種まきできる品種

 

大根は、一般的に9月までに種まきをすると育てやすい品種が多いです。

ただ、品種を選べば、10月、11月でも種まきできます。

 

10月、11月に種まきする場合、トンネルなどの被覆資材を使って栽培することになります。

なので、この作型は、家庭菜園で大根の栽培に慣れた人向けかと思います。

家庭菜園で初めて大根を栽培する方は、育てやすい9月まきにすることをおすすめします。

 

大根の10月に種まきできる品種|サカタの「冬みね」

・ダイコン 「冬みね」(サカタ)

とう立ちの遅い青首大根です。

寒さに強く、10月中旬まで種まきできます。

密植したり、トンネル栽培にして、寒さ対策をすると、うまく育ちやすいです。

収穫が3月下旬まで遅れても、とう立ちしないです。

肌につやがあり、尻まで肉がよくつきます。

 

大根の11月に種まきできる品種|タキイの「初神楽」

・初神楽(タキイ)

低温時でも根が成長する品種なので、寒い時期でも育てられます。

11月でも種まきでき、12月上旬にまいても育ちます。

ただ、栽培には、トンネルなどの被覆資材を使って防寒する必要があります。

葉は大きく拡がらないですが、葉の数が多く、寒さに強いです。

 

 

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