大根の肥料のおすすめは鶏糞?やりすぎに注意|現役農家が解説

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大根 肥料 おすすめ肥料
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家庭菜園初心者の方でもわかるように、大根の肥料について紹介します。

おすすめの肥料や、やり方など、これを知っておくとおいしい大根がつくれます。

 

現役農家の「てんぞ」が解説します。

 

 

大根の肥料

大根 肥料 (1)

大根は、肥料の吸収力が強く、肥料が少なくても良く育ちます。

 

 

大根の肥料のおすすめ

 

大根の肥料の種類|堆肥

堆肥は、完熟で臭いの少ないものがおすすめです。

未熟な堆肥を使うと、根が又根になるなど、生育に悪い影響がでます。

 

 

大根の肥料の成分には、三要素がバランスよく配合されているものがいい

大根の肥料には、窒素、リン酸、カリウムがバランスよく配合された肥料がおすすめです。

窒素は、葉の成長に欠かせません。

葉が成長することで、茎や根に栄養を届けることができます。

 

リン酸やカリウムは、茎や根の生育に関わるので、栄養のある大きい大根をつくるために大切な要素です。

大根栽培には、生育初期から最後まで、肥料が過不足ない状態にするのがいいです。

 

大根の肥料には、緩効性の有機肥料がおすすめ

大根の肥料は、緩効性の有機肥料がおすすめです。

 

緩効性の肥料を使うことで、生育期間中に肥料の効果が保てます。

ただ、緩効性の肥料だけだと、生育初期に肥料が効かない可能性があります。

生育初期に窒素が不足すると、葉が成長せず、いい大根ができません。

なので、元肥には、すぐに肥料効果の出るボカシ肥(有機肥料)を使うか、有機肥料に化成肥料を混ぜて使うことをおすすめします。

 

有機肥料を使うときの注意点は、気温によって肥料効果が違うことです。

気温が高いときは肥料の効果が出やすいので、肥料は少なめにします。

逆に、気温が低いときは肥料が効きづらいので、肥料を少し多めにしましょう。

 

大根の生育に合う土壌phは5.5~6.5|石灰をまきすぎないようにする

大根の生育に合う土壌酸度は、ph5.5~6.5です。

大根は酸性の土壌で良く育ちます。

石灰をやりすぎて、土をアルカリ性にしないようにしましょう。

 

 

大根の肥料のやり方

大根栽培での肥料のやり方で注意することは、堆肥、肥料の塊に大根が触れないようにすることです。

塊に触れると、形の悪い大根ができたり、生育が悪くなります。

 

石やゴミなども大根が変形する原因になるので、耕すときに取り除きましょう。

 

大根の肥料のやり方①|全面施肥

肥料を全面にまいて栽培する方法があります。

 

全面にまく場合は、塊ができないように、よく耕す必要があります。

堆肥は1か月以上前にまいて、よく耕して細かくしてください。

植えつけの直前に堆肥をまくと、土になじまずに、大根に触れて生育に悪い影響がでることがあります。

肥料は1~2週間前にまき、よく耕して塊がないようにしてください。

 

大根の肥料のやり方②|溝施肥

大根栽培でおすすめなのが、溝施肥です。

 

溝施肥とは、溝を掘って、そこに肥料をまとめてまくことです。

肥料をまとめてまくことで肥料の効果が高まります。

溝は、大根を植えた場所から15cmくらい離れた所につくりましょう。

離れた場所に肥料をまくので、大根が肥料に触れる心配がありません。

溝は、二条植えなら条間に、一条植えなら株間につくるのがいいです。

 

 

大根の肥料の追肥のやり方|時期は、間引き・中耕のときに一緒にやるのがいい

大根の生育が悪い場合は、追肥をおこないます。

 

追肥は、間引き、中耕のときに一緒にやるのがいいです。

追肥をするときは、株の付近にまかずに、株から10~15cm離れた所にまきましょう。

株の付近にまくと、大根が肥料が触れて、肥料焼けをおこします。

 

追肥には、即効性の化成肥料がおすすめです。

 

生育後期に肥料が多く残っていると、味が悪くなります。

生育後期の追肥はなるべく控えたほうがいいです。

 

 

大根栽培では、肥料のやりすぎで生育が悪くなる

肥料のやりすぎでは、主に、窒素が過剰のときに影響がでやすいです。

窒素が多いと、葉が過繁茂して、根が大きくなりません。

又根になったり、根が割れる、軟腐病の原因にもなります。

また、窒素過剰だと、味が苦くなります。

 

 

大根に肥料が不足すると、大きくならない

肥料が不足すると、大根の生育が悪くなり、根が大きく育ちません。

特に、窒素が不足すると、葉が育たないです。

葉が育たないと、光合成ができないので、茎や根に栄養が届けられなくなります。

また、ス入りの大根ができやすくなります。

ス入りとは、大根の根の中に空洞ができることです。

窒素不足でス入りするということは、根に栄養が少ないということです。

 

窒素が少ないときには、葉が黄色くなります。

葉が全体的に黄色い場合は、窒素不足の可能性があります。

 

もし、肥料不足で大根の生育が悪い場合は、追肥しましょう。

特に、大根の肥大期には、肥料が必要です。

 

 

大根の肥料で鶏糞を使う効果

鶏糞は肥料の三要素をバランスよく含みます。

鶏糞は堆肥ですが、主に、肥料として用います。

有機肥料の中では、即効性があり、効果期間が短いです。

 

大根の肥料に鶏糞をまく場合は、完熟した臭いのないものを使いましょう。

未熟な鶏糞をまくと、大根の生育が悪くなります。

土に鶏糞の塊を作らないことも大事です。

塊に大根の根が触れると、又根になったり、変形した大根ができてしまいます。

 

鶏糞は肥料の効果が強いので、肥料焼けを起こしやすいです。

全面にまくよりも、植える場所から10~15cmのところに溝を掘って、その溝に、鶏糞をまく方法がおすすめです。

 

 

大根には、肥料でホウ素をまく必要はある?

大根は、ホウ素が欠乏しやすいです。

ホウ素が欠乏すると、生育が悪くなり、根に亀裂が入ったり、コルクのようにもろくなります。

芯が黒くなったり、ス入りの症状もでます。

 

phが高く、アルカリ性の土だと、ホウ素が土に溶けださず、根が吸収できないことがあります。

phが低くても、雨でホウ素が流されて、欠乏することがあります。

また、乾燥していると、ホウ素が水に溶け出さないため、不足します。

 

ホウ素欠乏の対策には、ホウ素の吸収量の多いアブラナ科の野菜を連作しないことです。

土の水分の状態を管理して、phを適正に保つことも大事です。

ホウ素の肥料をまくことが対策の一つです。

ホウ素の肥料には、ホウ砂、FTE(微量要素肥料)があります。

 

 

まとめ

大根の肥料のおすすめは、堆肥です。

完熟で臭いの少ないものがおすすめです。

 

また肥料のやりすぎてしまうと、葉が過繁茂し、根が大きくなりません。

又根になったり、根が割れたりなど、軟腐病の原因にもなります。

また、窒素過剰だと、味が苦くなる可能性もありますので、肥料のやり過ぎには、注意が必要です。

 

 

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